動画『標準作業組合せ票』 導入事例

標準作業をトヨタに学び、生産性2倍に・・・・  

添付画像 今年4月、沖縄企業各社代表者23名で、からくり展示館、トヨタ産業技術記念館、トヨタ元町工場で視察研修を実施しました。目的は「当たり前のことをしっかりやろう」を合言葉に、世界一の企業トヨタ生産方式「TPS」を学びました。視察者全員異口同音に「凄い、別世界だ!!」と、感極まりました。
それもそのはず随所に見えるカイゼンは、創業者精神が引き継がれ、風土文化が根付き、「仕事=作業+改善」が当たり前になっています。
「よい品よい考/え はありません」は頭から離れません、現場作業は早送りのビデオ映像のようで、どこにもムダな動きがみられません。究極の生産性追求の姿を目の当たりにしました。ベンチマークがはっきりしますと、現状とのギャップが視え、目標意識が高揚し、“やってやるぞ”という気持ちが昂ります。
ここで取り上げるのは、トヨタ式標準作業でありますが、実はカイゼンの古典ともいわれ、戦後アメリカから導入された手法、「工程管理技術」の一つとして産業界の生産性向上に多大な貢献をしたIE(Industrial Engineering)が蘇ってきます。

標準作業とは、繰り返し行う仕事を時間も含め「人・モノ・機械」を組み合わせて効率的に、高品質を維持し、誰でもムダなくできる作業方法で、理想的な仕事の進め方をいいます。製造工場の作業のみならず、分析・検査作業、ピッキング作業、店舗作業、オフィス事務作業などに適用できます。
標準作業は新たなカイゼンの出発点でもあります。

標準作業によるメリットは・・

①誰がやっても同じ作業になるよう訓練の目標が定まる。
②作業のムダな動き、能力のバラツキをカイゼンし、全体の効率化が図れる。
③作業の進め方を視える化し、新人教育の時間が短縮できる。
④更なるカイゼンを行うときの目安となる。

 標準作業の現状把握でよく使われるのが、「標準作業組合せ票」、「標準作業票」です。一般には作業工程毎に人の動作を観察しながら、ストップウオッチで計測し作成します。最初は表準作業と呼び、さらに深く観察し作業手順、方法などムダな作業をカイゼンし、作業工程にかけるべき時間を短縮します。一旦標準が決まっても現状にそぐわないところがあれば、随時、内容に変更を加えることになります。

「標準作業組合せ票」を使用したカイゼンは数十年前から、カイゼンの古典として使われ、ストップウオッチを片手に、作業者に睨みつけられても現場のカイゼンに取り組み、生産性向上に貢献してきました。

タブレット端末機の活用で、現場観察力・カイゼン力を高める

 タブレット端末機が「移動性」「自由性」に優れていることから、標準作業の観察、解析、カイゼン、教育に活用するため、タブレット端末機を使用した動画「標準作業組合せ票」開発を進め、第一弾が完成しました。
新たに開発したタブレット端末機を使った動画「標準作業組合せ票」を活用し、現場で実践した事例を紹介します。